肌、心を写す鏡

お肌の美しさを保つためには、毎日のお手入れは欠かせません。

スキンケア製品で、お肌に良いことを何かしらなさっているでしょう。
体の健康のためのケアも、多くの方が気遣っていらっしゃいますよね。
特別なことじゃなくても、例えば、運動やナチュラルな食材選びなど・・・。

では、心のケアはされていますか？
意識的には取り組んでいないという方が、多いのではないでしょうか。
実は肌の健康には、心の状態が深く関わっているのです。
肌荒れやニキビが出来た時、その原因は心にあるのかもしれません。

肌は第三の脳

紫外線を多く浴びたり、刺激の強い食べ物を食べたり、寝不足、疲労・・・。
このような、肌への影響が直接的なもの、健康状態からくるものについてはよく知られています。
しかし、ストレス、悲しみ、心配事など、心のネガティブな状態が
肌ダメージに繋がっていることは、ご存じないかもしれません。

肌は「第三の脳」、「考える臓器」と言われています。
ネガティブな精神状態が、私達のホルモンや神経のバランスを崩し、肌の調子を狂わせるのです。
でも逆に言うと、心が健やかで幸せなら、肌に良い影響が伝わるというこになります。
今の時代、多種多様なストレスがありますから、避けることは難しいかもしれません。
かと言って、セラピーを受けたりするのは、なかなか腰が重いものです。
日常の中のちょっとしたことで、心の健康増進できて、美肌になれたらいいですね。

セルフ・コントロール、してみましょう

私は皮膚が弱く、長年、皮膚病を繰り返しています。
皮膚病患者の大半は、病状を目視するため、精神的なダメージを受けるそうです。
でも、違うベクトルもあるのです。
精神的なものが病気の原因となり、精神的なものが回復へ繋がると。
私は長年の治療生活で、それをリアルに実感しているのです。
心の調子、体の調子を整えることで、肌はきれいになれると信じています。
そんな私が、日頃心がけていることをご紹介します。

◆ 朝日を浴びる
◆ 就寝時間が近づいたら照明を暗めに落とす
◆ 落ち着く、焦らない、俯瞰する
◆ 好きな香り・グルメ・芸術などで五感にご褒美を与える
◆ 自分を隠さない、開放する

お恥ずかしいほど簡単なことですが、調子はアップします。
ご自分にぴったりのセルフ・コントロール方法を、どうぞ見つけてください。